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個人的な話題と社会に役立つテーマを関連付けて感性を綴っていきます。 最近政治的な話題にも興味が出てきました。
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デジタルの絵画の付加価値はどう評価すべきか。

-----------読売新聞以下転載--------------
小3男児の絵に「一時2600万円」…高値売買の動きを急拡大させた「NFT」
2021/11/12 16:27
 パソコンなどで制作したデジタルデータのアート作品を、高値で売買する動きが急拡大している。「NFT」と呼ばれる技術の登場で、複製が容易なデジタルデータでも鑑定書付き絵画のように唯一の作品と証明できるようになったためだ。欧米では数十億円の値がつく作品もあり、世界の市場規模は今年1兆円を超えた。ブームは過熱する一方だが、ルールは未整備で、トラブルも懸念される。(葉久裕也)
2600万円
 「子どもの絵にこんな値段がつくなんて」。関東に住む女性(31)は驚きを隠さない。小学3年の長男(8)がiPadで描いた絵が、一つ100万円以上で取引されているからだ。
 女性は東京芸術大非常勤講師で、以前からNFTに関心があった。今年8月、「夏休みの自由研究」として長男に勧め、長男は、ゲームのゾンビをヒントに緑色のキリンを小さな点で表現したドット絵を描いた。「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ動物園飼育員)」を名乗ってネット上のNFT取引所に出品したところ、1週間後に2000円で売れた。
 喜んでいると、作品はその日のうちに40万円で転売された。SNSなどで評判を呼び、これまでに約190作品に買い手がつき、取引の最高額は160万円。一時2600万円で売りに出された作品もあった。総取引額は4400万円に上り、転売ごとに一定額が入るため、利益は100万円を超えているという。
 長男は「どんどん描いていきたい」と意欲的。女性は反響の大きさに戸惑いながらも「貴重な経験と考え、子どものやる気を伸ばし、お金は将来のために使いたい」と話した。
美術館
 デジタルアートは複製が容易で、従来は価値がつきにくかった。しかし、NFTの登場で環境は一変した。
 インターネット上に複数あるNFT取引所に作品を申請すると、作品にひもづけられるトークン(しるし)が発行される。トークンは、改ざんが不可能で、保有者や取引の履歴も記録され、真作の証明になる。取引所での売買は、暗号資産で決済されるのが一般的だ。
 日本総研によると、2017年頃から北米でNFTの取引が普及。世界の取引総額は、昨年2・5億ドル(約280億円)だったが、今年は1~9月で131・4億ドル(約1兆5000億円)と約50倍に膨らんだ。
 購入者の中には、作品をネット上で公開するなどし、「オリジナル」を保有していることをアピールして楽しむ人もいる。
 今年3月には、数千枚の画像をコラージュした米国人アーティストの作品が約77億円で落札された。対象はアートに限らず、米ツイッター社の共同創業者の最初のツイートが約3億2000万円で購入されたことも話題を呼んだ。
 徳島県鳴門市の「鳴門ガレの森美術館」は、年内にもNFTアートに特化した施設に刷新予定で、アニメ映画「竜とそばかすの姫」に関するNFTアートを1500万円で購入した。モニターに表示して展示することを検討している。
リスク
 高値で取引される背景には、投機目的で購入している人が多いことがあるとみられ、「バブル」との見方もある。転売できなければ、大きな損失につながりかねず、「絶対に値上がりする」などとうたう悪徳商法に使われる恐れもある。
 また、トークンは複製が不可能だが、作品自体は複製できる。そのため、NFTの取引所では、真作のデータを複製した上で、そのデータを申請して新たに別のトークンを取得したとみられる作品も出品されている。取引所は申請があればトークンを発行するため、「 贋作がんさく 」を防ぐ仕組みはないという。作品の著作権は作者にあると考えられる。無断複製したものを真作として販売すれば著作権法違反や詐欺罪に問われる可能性もある。
トラブル防ぐ仕組みが必要
 森井昌克・神戸大教授(情報通信工学)の話「NFTの市場は過熱気味で、突然暴落することもある。本当にその作品に価値があるのか、慎重に判断するべきだ。取引所が作品の審査を事実上していないことが、贋作の流通につながっている。信頼できる取引所を認定する機関を業界団体で設置するなど、トラブルを防ぐ仕組みが必要だ」
  ◆NFT =「Non―Fungible(置き換えられない) Token(しるし)」の略称で、デジタルデータを偽造できないようにする技術。インターネットでつながった複数のコンピューターで、保有者の情報や取引履歴を監視することで、改ざんを不可能にしている。ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)でも同様の仕組みが使われている。今年話題になった言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語の一つに選ばれた。

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